クアトロテストを受ける?
+クアトロテストとは?
クアトロテストとは、妊娠中にお腹の赤ちゃんが障害を持っている確率を調べる検査のことです。
妊娠15週〜18週頃の間に検査をしますが、任意の検査です。
病院によっては実施していないところもあります。
+クアトロテストの検査方法と費用
クアトロテストの検査方法は、採血による血液検査になります。
任意検査のため、通常は保険が適用されず、2万円前後かかります。
+クアトロテストでわかること
※クアトロテストでわかる障害の種類
・ダウン症候群(21トリソミー)
21番目の染色体が多い先天性障害。
知的障害や心疾患、内臓奇形などを伴うことが多いが、軽度の場合が多い。
一般に性格は陽気で、コミュニケーション力もあることから、普通に社会生活を送ることも多い。
・エドワード症候群(18トリソミー)
18番目の染色体が多い重度の先天性障害。流産や子宮内死亡になることが多く、出生後も死亡に至ることが多い。
奇形、発育遅延、知的障害、心疾患を抱えていることが多い。
ダウン症に次いで多い障害でもある。
・開放性二分脊椎
胎児が脊椎骨を形成する際に形成不全を起こし、脊椎の中にあるはずの脊髄が外に出てしまったり、下肢の変形、排泄障害などがある。
合併症として水頭症であることがある。
・無脳症
その名の通り、脳がない胎児のこと。
出産後に生存することはできず、わかった時点で、妊娠を継続するかどうかを決めることとなる。
超音波エコーでわかることも多い。
開放性二分脊椎や無脳症は神経管奇形といい、原因の1つとして妊娠中の葉酸不足があげられています。
他にも原因不明の部分もありますので、葉酸不足が必ずしも原因ということではありません。
ただ、葉酸の積極的摂取によって発症率が下がるとも言われています。
(詳しくは、妊娠初期に必須の葉酸とは?もご覧ください。)
通常は受精卵に染色体異常がある場合、妊娠継続できずに流産などになることがほとんどです。
しかし、上記にあげた染色体異常による障害は、出産まで至れるケースが高くなります。
妊婦さんの年齢によって、障害児が産まれる確率というのは大体決まっています。
※ダウン症の赤ちゃんが産まれる確率
| 年齢 | 確率 |
| 25歳 | 1/1040 |
| 30歳 | 1/700 |
| 35歳 | 1/295 |
| 40歳 | 1/85 |
年齢が上がるほど、確率は高くなります。
自分の年齢での確率とクアトロテストで出た確率を比較したものが、診断結果となります。
+クアトロテストの診断結果
クアトロテストの診断は、確率を出すものなので、確定ではありません。
陽性=確率が高いということでです。
クアトロテストでは確率を出すのに対し、羊水検査では障害の有無を特定することができます。
しかし羊水検査による流産は1/300の確率で起こっています。
+クアトロテストを受ける?
クアトロテストを受けるかどうか、悩まれる方も多いと思います。
私自身も悩みましたが、結果的には受けませんでした。
やっと授かった子でもあったので、結果がどうであれ「産む」という選択しか私には出来ないと思ったためです。
もちろん、これについては様々な意見や考えがあるものと思います。
ただクアトロテストはあくまでも確率を出すものなので、心配性の方にとっては不安を増幅させるだけかもしれません。
確率が低くても障害があることもあれば、確立が高くても障害がないこともあります。
羊水検査では障害の特定がほぼできますが、妊娠中にわからない障害というのもあります。
その点も含めて、ご夫婦でよく話し合って決めることが必要だと思います。
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