黄体機能不全(おうたいきのうふぜん)
+黄体機能不全とは?
黄体機能不全とは、「黄体ホルモンの分泌が少ない状態」のことです。
黄体ホルモンとは、子宮の内膜を厚くしたり、体温を上げたりする妊娠に必要なホルモンです。
なので、「黄体ホルモンが少ない=妊娠しにくい」ということになりますし、流産の原因となることもあります。
+黄体機能不全の症状
黄体機能不全かどうかは、基礎体温を計ってみて分かることが多いです。
・高温期が12日未満
・高温期と低温期の差が0.3℃以内
・高温期に低温が混じる
・子宮内膜が8o以内
以上の場合は、黄体機能不全が疑われます。
+黄体機能不全の検査
高温期に採血をして、プロゲステロン(黄体ホルモン)を測定します。
プロゲステロンが10ng/ml未満の場合、黄体機能不全と診断されます。
+黄体機能不全の原因
糖尿病や腎不全、甲状腺疾患などの病気が原因となることがあります。
また高プロラクチン血症が黄体機能不全を引き起こすこともあります。
他に、喫煙・ストレス・冷え・自律神経の乱れ、肥満、体質などが原因とも言われています。
+黄体機能不全の治療方法
黄体ホルモンが足りない状態なので、薬によって黄体ホルモンを補います。
排卵障害が伴う場合には、排卵誘発剤なども必要になります。
また、原因となる「喫煙、ストレス、冷え、肥満、自律神経の乱れ」などに心当たりがあれば、その改善も心がけるようにします。
また、黄体機能不全は流産の原因になることもあるため、妊娠判明後も薬(または注射)にて黄体ホルモンを補充することが多いです。
+黄体機能不全の薬
黄体機能不全に用いられる薬は主に2種類あります。
・HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロビン)
黄体機能をよくさせ、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌させます。
直接、卵巣を刺激するので、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になる可能性もあり。HCGは妊娠中に産生されるホルモンなので、投与後10日くらいは妊娠検査薬で陽性反応が出ます。
・黄体ホルモン薬(デュファストン、ルトラール、プロベラ、プロゲデポーなど)
天然の黄体ホルモンに近い自然な作用で、黄体機能をよくする働きがある。
どちらも副作用として、吐き気や頭痛・だるさなどを感じることがあります。
私はプロゲデポーを筋肉注射で打ちましたが、腕があがらないほど痛くなりました(T_T)これから打つ方は、腕よりお尻に売ってもらうといいかも・・。
薬の副作用が強く出てしまう方、まだ病院へ行くのはちょっと・・という方は、黄体ホルモンクリームを試してみるのもいいと思います。
黄体ホルモンクリームとは、ホルモンバランスを整える助けをするクリームで、皮膚からの吸収が主なので、処方薬と違って体への負担が少なくなっています。
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