多嚢胞性卵巣症候群(PCO,PCOS)
+多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)とは?
多嚢胞性卵巣症候群とは、「卵巣の中にいくつもの卵胞が育ちますが、卵巣の膜がかたくなり排卵しにくくなる」というものです。
男性ホルモンの増加と関係があるようですが、くわしくは解明されていない病気です。
+多嚢胞性卵巣症候群の症状
主な症状は、
・月経不順(無排卵・稀発月経)
・排卵障害
・男性ホルモン増加による多毛、声の低音化
・肥満
・不正出血、月経過多
など。
上記にあげた症状は、多嚢胞性卵巣症候群の人みんながなるというわけではなく、症状は人それぞれのようです。
+多嚢胞性卵巣症候群の原因
この病気の原因はよく分かっていないのですが、女性の10%ほどに見られ、増加傾向にあるそうです。
食生活の乱れやストレスなどが、原因とも言われています。
また、インスリン値が高いこと(糖尿病など)が原因となることもあります。
+多嚢胞性卵巣症候群の検査
主な検査方法は、採血による「ホルモン検査」と「超音波検査」です。
まずホルモン検査ですが、LH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の数値を調べます。
LHがFSHよりも高い(LH>FSH)と、多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。
超音波検査でも、多嚢胞性卵巣症候群かどうかを見ることが出来ます。
私も多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあったのですが、超音波で卵巣を見ると、卵が4つ程つらなっていました。
このように真珠のネックレスのように卵胞がつらなって見える(ネックレスサイン)というのが、この病気の特徴です。
また、多嚢胞性卵巣症候群と診断され、肥満がある場合には、インスリン値の検査(糖負荷検査)をすることもあります。
+多嚢胞性卵巣症候群の治療方法
多嚢胞性卵巣症候群だったとしても、排卵があれば妊娠可能です。
しかし多嚢胞性卵巣症候群の7割は排卵障害があるようなので、無排卵の場合は、排卵誘発剤が必要になります。
ただ、多嚢胞性卵巣症候群の人が排卵誘発剤を使用すると、通常よりOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になる可能性が高いので、慎重に使用する必要があります。
また、糖負荷検査などで糖尿病の診断があった場合には、まずその治療をしなければいけません。
インスリン値が下がったり、肥満の場合は標準体重に近づくことで排卵が起こることもあります。(急激なダイエットは逆効果です)
多嚢胞性卵巣症候群で肥満の場合、(さらに家系に糖尿病の方がいるなど)、将来的に糖尿病などの生活習慣病になる可能性も高いと言われます。
なるべく運動をして、脂肪分や甘いものを摂り過ぎないように注意するなど、自分の努力も大事です。
赤ちゃんを授かるためには、まず自分が健康に・・これがすべての基本となります。
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