妊娠初期の検査
妊娠していることがわかると、いろいろな検査があります。
それは、妊婦さんの健康管理であると同時に、赤ちゃんの健康管理のためです。
妊娠中の健診や検査は保険が適用されませんが、必ず受けるようにしましょう。
超音波検査
超音波の機械を膣の中に入れ(又はお腹の上からあて)、子宮の中を見る検査です。
卵巣や子宮内の状態、胎児の発育状況、羊水の量、胎盤の位置など様々なことが分かります。
妊娠5ヶ月以降になると、性別の判定が出来ることもあります。
平面画像で見える2Dが一般的ですが、病院によっては立体で見ることが出来る3Dや4Dなどがあります。
尿検査
尿糖や尿たんぱくの有無を調べます。
尿糖が出ると、妊娠性糖尿病になる可能性があります。
尿たんぱくが出ると、妊娠中毒症になる可能性があります。
体重測定
体重の増加を確認します。
妊娠中期を過ぎると、1週間に500g以上増えないように気をつけます。
体重の増えすぎは、妊娠中毒症になりやすかったり、難産になりやすくなります。
妊娠中に増えてよい体重は、標準体型の人で「7〜10`」。
痩せ型の人は「10〜12`」、肥満型の人は「5〜7`」です。
血圧測定
通常は健診のたびに血圧を測定します。
最高血圧が140mm/Hg以上、最低血圧が90mm/Hg以上の場合、妊娠中毒症が疑われます。
妊娠中毒症は、今では「妊娠高血圧症候群」と呼び名が変わってます。 高血圧であること、尿たんぱくが出ている、むくみがあるなどで判断されます。
浮腫(むくみ)検査
足のスネを押して、浮腫があるかどうかを調べます。
むくみは、妊娠中毒症の早期発見になります。
ただ妊娠するとむくみが出やすくなる為、「浮腫=妊娠中毒症
」とは判断できないようです。
腹囲・子宮底長測定
腹囲は、おへその周りです。
子宮底長は、恥骨の端から子宮の上端までの長さです。
赤ちゃんが成長するにつれ、腹囲も子宮底長も大きくなるので、順調に育っているかを確認するための測定です。
初期血液検査
妊娠初期に採血をして、いろいろなことを調べます。
私は2本血を採られました(>_<)
血液型検査
ABO式、RH式の両方を調べます。
これは血液型不適合が起こらないかどうかを確認するためです。
妊婦の血液型がRH−の場合、父親の血液型も調べることになります。
父親がRH+だと胎児もRH+となる可能性があり、血液型不適合となる可能性が高まります。
血液型不適合は、流産・早産などの危険が高まります。
風疹抗体検査
風疹(三日ばしか)の抗体があるかどうかを調べる検査です。
妊娠初期に風疹にかかると、先天性風疹症候群といって胎児に障害が出る可能性があるためです。
1963年以降に生まれた方は、風疹の予防接種を受けているはずです。
・・が、1979年4月2日〜1987年10月1日生まれの方は、風疹の予防接種がされていない可能性があります。
また予防接種を受けていても、抗体がない方がまれにいるそうです。 出来れば妊娠前に受けておきたい検査です。
貧血検査
貧血かどうかを調べる検査です。
妊娠すると貧血になりやすくなりますが、長期間貧血状態が続くと胎児の発育にも影響を与えます。
特に妊娠中は、鉄分の多い食事を心がけましょう。
梅毒検査
梅毒にかかっているかどうかを調べる検査です。
もし感染していても、胎盤が完成する16週頃までに治療をすれば問題ありません。
HIV検査
HIVに感染しているかどうかを調べる検査です。
感染している場合、母子感染を防ぐためにも治療が必要となります。
B型肝炎検査
B型肝炎に感染しているかどうかを調べる検査です。
B型肝炎に感染している場合、母子感染を防ぐために出産後に免疫グロブリンの投与が必要となります。
C型肝炎検査
C型肝炎に感染しているかどうかを調べる検査です。
B型肝炎に比べて感染力は弱いようです。
トキソプラズマ検査
トキソプラズマに感染しているかどうかを調べる検査です。
トキソプラズマとは、犬や猫などに寄生するトキソプラズマ原虫というものです。
妊娠初期にこのトキソプラズマに感染すると、流産や死産の危険があります。
しかし感染者がほぼいないのと、赤ちゃんへの影響がほとんどないとされ、最近では検査をしない病院も多いようです。
私も犬を飼っていますが、トキソプラズマ検査はありませんでした。
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